目立たない矯正治療法

01

矯正装置の比較

 
目立ちにくさ
装着感
歯磨きのしやすさ
様々な症例への適用
ワイヤー型(表側)
notgood
notgood
notgood
verygood
ワイヤー型(裏側)
verygood
notgood
notgood
verygood
マウスピース型
verygood
verygood
verygood
good
02

目立たないワイヤー型の矯正装置

目立たないワイヤー型の矯正装置

3M社製セラミックブラケット(歯につける装置)と、ホワイトコーティングした矯正用ワイヤーを使用します。審美性の高い表側の矯正装置です。セルフライゲーションブラケットという構造で、ブラケットとワイヤーをきつく固定しないため、歯の効率的な移動を手助けし、痛みを軽減します。

当院のホワイトブラケットは、カレーやコーヒーなどで黄色く変色することはありません。また発音に影響を与えませんので、中高生や成人の方にも広く使用されています。

メリット
  • 発音への影響が小さい
  • メタルの装置に比べて審美性が高い
  • 歯のコントロールの精度が高い
  • マウスピース型に比べて治療期間や結果の安定性が高い
  • 治療ゴールの設定に制限がない
デメリット
  • 虫歯と歯周病のリスクが増大
  • 食べ物が装置に引っかかる
  • 針金が頬に当たって痛いことがある
  • マウスピース型に比べて通院頻度が多い(4〜6週毎)
適用症例
  • 金属アレルギーのない全ての症例
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裏側に付けるワイヤー型の矯正装置

裏側に付けるワイヤー型の矯正装置
裏側に付けるワイヤー型の矯正装置
裏側に付けるワイヤー型の矯正装置

舌側(歯の裏側)に装置を装着するため、まったく目立ちません。プライベートやお仕事上、表側に装置をつけられない方に好まれます。装着当初は発音に影響がありますが、3ヶ月程度で慣れることがほとんどです。

セルフライゲーションブラケットという構造で、ブラケットとワイヤーをきつく固定しないため、歯の効率的な移動を手助けし、痛みを軽減します。歯に掛かる力が表側の装置と異なるため、歯科医師には舌側矯正治療の知識と技術が必要です。

ハーフリンガル(上の歯につける装置は目立つので舌側に、下の歯は表側に装置を装着すること)もできます。上下とも舌側に装置を装着することに比べて、舌への違和感が小さいこと、装置費用が経済的なことが利点です。

メリット
  • すべての装置に比べて審美性が高い
  • マウスピース型に比べて治療期間や結果の安定性が高い
  • 治療ゴールの設定に制限がない
デメリット
  • 発音が影響を受けやすい
  • 虫歯と歯周病のリスクが増大
  • 食べ物が装置に引っかかる
  • 針金が舌に当たって痛いことがある
  • マウスピース型に比べて通院頻度が多い(4〜6週毎)
  • 技工料が高いため、装置料の負担が大きい
適用症例
  • 金属アレルギーのない全ての症例
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マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置

マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置

マウスピース型(歯をピッタリと覆う薄く透明なアクリル樹脂製)の矯正装置です。ワイヤー型の装置は歯に貼り付けて固定しますので、治療終了まで外せません。それに対してマウスピース型矯正装置は、ご自身で取り外せることが大きな特徴であり、患者さんにとって最大のメリットです。

詳細|マウスピース型の矯正装置

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治療例について

当院のwebサイトでは、厚生労働省の「医療広告ガイドライン」に従い、治療例を掲載しておりません。初診相談にて、矯正装置や症状ごとの治療例をご覧頂いております。

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Q&A

舌側(裏側)矯正装置は治療期間が長くかかる?

相談時に患者さんから「舌側矯正装置は表側の矯正装置に比べて治療期間が長いでしょうか?」「表側に比べて治療結果が良くないのでしょうか?」とご質問を頂きます。表側の装置と舌側の装置は、ワイヤーの太さの違いや、歯に掛かる力の方向の違いはありますが、歯科医師がその特性を熟知し、多くの舌側矯正治療の臨床経験があれば、治療結果や期間に明らかな差はないといえます。

ただ歯科医師によっては臨床経験数や技術上の理由から、表側と舌側で治療に差が出てしまうこともあり、その個人的な見解と装置の一般的な情報が区別なく患者さんに伝わっているように思います。当院では舌側矯正装置の適用は表側と差がありません。治療期間がご心配な方はご相談ください。

金属アレルギーがある場合は矯正治療ができない?

金属アレルギーのある方は、ご自身が使える矯正装置があるのか心配されておられます。当院では診断の前に皮膚科をご紹介し、どの金属にアレルギー反応があるのか、パッチテストを受けて頂きます。

ニッケルに陽性反応がある場合は、ニッケルを含まないワイヤーやブラケットを使用することができます。ホワイトワイヤーや舌側の矯正装置は適用しません。ただしニッケルを含まないワイヤーは金属の特性が劣るため、歯の移動やコントロールは容易ではありません。そのため治療期間や治療結果に影響があります。

それに対してマウスピース型の矯正装置は治療精度が向上し、適用範囲も拡大しており、審美性も良いことから、現在はこれを第1候補として検討して頂くのが良いと思います。

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